2006年06月18日

新居のお知らせ

新しい場所で再開します。
もしよろしかったら、遊びにきてくださいね。

リンクなどしてくださっている方、メロの友だちになってくださってる方、
みなさんに挨拶にいけないと思いますが、これからもよろしくお願いします。
それでは、あちらで〜♪

「本を召しませ♪」


※ メロの移行がうまく行ってないかも。ブログ名がココのままになってるかもしれないです。しばらく、お待ちを。。
posted by しおん at 00:01| Comment(42) | TrackBack(9) | ヒトリゴト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月08日

ただ今・・・

ずいぶんと更新が滞ってます。
今、違う場所にお引越ししようと準備中です。

お引越しが完了したら、こちらにお知らせします。
こんなところでも楽しみにしてくださってる人がいらっしゃるようなので、
新しい場所でも続けて行きたいと思います。

それまでちょっと待っててね!

しおん
posted by しおん at 15:43| Comment(5) | TrackBack(0) | ヒトリゴト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月24日

窓の灯

窓の灯
窓の灯青山 七恵

河出書房新社 2005-11-25
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大学を辞め、時に取り残されたような喫茶店で働くまりも。向かいに越してきた若い男の子の部屋の窓の中を覗くことが日課の私は、やがて夜の街を徘徊するようになる。
夜の闇、窓の灯、ミカド姉さんと男達……ゆるやかな官能を奏でる第42回文藝賞受賞作。



22才の作者だったようですが。
文章は好きでした。感情描写というより、状況描写がとても。

動かない私の目の奥で、先生の灰色の髪や、ひょろりとした身の丈、汚れた革靴、細ぶちの眼鏡なんかが、断片的に荒れわれては消え、像を作ったかと思うとほろほろと分離し、息を吐く毎に夏の空気に流れていく。(本文より)


ただ、ずごく面白かったよってほどでもなかった。
覗き見、向かいの窓、成熟したミカド姉さん、先生、雰囲気のある喫茶店。。
こんなに印象的なものが揃っているのに、どれも中途半端だった。
もっと何気に絡み合ってほしかったなあ。
終わり方も、今ひとつでした。
こういう感じの本は、嫌いではないんですけどね。
けっきょく、どうだったんだろ?というモヤモヤ感が残っただけだった。


子どもから大人への狭間で揺れる女の子の話なんだろう。
彼女が1番見たかったものって、自分自身なのかもしれない。
他人の部屋を覗き見るように、自分の心を客観的に見たかったのかな。

にしても、これからが期待できる作者でした。
とても可能性のある方だとも思ったし。



posted by しおん at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 和書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月20日

365日のスプーン

365日のスプーン
365日のスプーンおーなり 由子


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おーなり由子さんの「一日ひとさじのことば」たち。
帯の背に「365日分の幸福な計画」って書いてあります。

もちろん、1月1日からはじまってるんだけど、日にちしか入ってないから、いつからでも読み始めることができます。
たとえば、今日なら・・・


4月20日

たんぽぽを摘む



ぱらぱらと見てて好きだった1つは。



8月21日

「朝のみずまき」

あさがおの花びらに
のっかった しずくに
ちいさくうつる空を
さがす。


こんな風にして、季節の風を感じる言葉がたくさんです。
毎日、小さな幸せを見つけていけそう。

やわらかくて、優しいおーなりさんのイラストにも癒されます。
時々、レシピもイラスト入りであったりして、色んな楽しみ方ができちゃいそう。

また大好きで大切な本と出会えました。
posted by しおん at 11:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 和書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月05日

対岸の彼女

対岸の彼女対岸の彼女
角田 光代

文藝春秋 2004-11-09
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30代、既婚、子持ちの「勝ち犬」小夜子と、独身、子なしの「負け犬」葵。立場が違うということは、時に女同士を決裂させる。性格も生活環境も全く違う2人の女性の友情は成立するのか…?


第132回直木賞受賞作品ですね。
完全に女性からの視点で進んでいたお話なんで、深く納得したり
ズキっとしたり(笑)

過去と現在を織り交ぜていながら、今にたどり着くあたり、
巧いな〜と思いました。

大人になってから友だちを作るのって難しいですよね。。
その人なりの人生があって、培ってきた意志や習慣はなかなか変えられないし。
女性という立場からいくと、仕事、家庭、母親、女・・・、など色んな枠の中で生きていかなくてはならず、それが上手くできればいいけど、やっぱりどこか不安や不満があるんですよね。
そういう世界の中で、どれだけ自分を見失わないで生きていくか、、
そこのとこを考えましたね、この本を読みながら。

誰だって、振り返りたくない過去はあるから。
それを知られたとしても、知った相手がその過去も受け入れてなお、自分を欲してくれるのなら、本当の友になれるかもしれないです。
なかなか、そういう人とは出会えないですけど・・ねw


小夜子と葵。
二人の将来には、これまでにない光が差していたように思えました。

posted by しおん at 07:38| Comment(2) | TrackBack(3) | 和書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月08日

水晶玉と伝説の剣

水晶玉と伝説の剣水晶玉と伝説の剣
ヴィクトリア ハンリー Victoria Hanley 多賀 京子

徳間書店 2002-07
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赤毛で海色の目をしたトリーナ姫。トリーナの父のカリード王に父を殺され囚われとなった王子ランドン。
不思議な光を持つ水晶玉と、伝説の剣に運命を翻弄される二人。
伝説が息づく王国を舞台に展開する華麗なロマンティックファンタジー。



これは面白かった!
ドキドキしました。
この本が1作目とは思えないほどの綿密なプロットと、滑らかで分かりやすい文章。
登場人物も魅力的です。

ヤングアダルトの分野でもいいほどですよ。
結構、人がばさりと殺されるし、恋愛の要素も含まれてます。
今後、この2人の関係はどんな風になっていくんだろうか。
長すぎのファンタジーはどうも・・・という方にもお薦めです♪

大人が読んでも、十分楽しめます。
ラストも気持ちよくて、いい感じです。

第2作もあるようです。楽しみですね!

posted by しおん at 20:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 児童書(洋書) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月15日

博士の愛した数式

博士の愛した数式博士の愛した数式
小川 洋子

新潮社 2005-11-26
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シングルマザーの「私」は家政婦をして10才の男の子を育てている。
新しく派遣されたのは「博士」宅。博士は、17年前の交通事故で記憶が80分しかもたない。
戸惑いの中で始まった博士との時間は、彼女にとってかけがえのないものになっていく。




小川洋子さんとの出会いは「冷めない紅茶」でした。
装丁の美しさに思わず買ってしまったのです。だから、今でも大切にしています。
久しぶりに本棚から取り出してみると、なんと初版でした。

「冷めない紅茶」のあとも、小川さんの本は結構読んでいます。
繊細な文章は、とても時間をかけて書いていると、何かの本に書いてあったような気がします。

「博士の愛した数式」は、2004年本屋大賞をとりましたよね。
本屋さんが薦めたくなるのも、わかるなあ〜。

文章もすっきりと、そして無駄がない。
取り立てて感動的な演出もなく、博士との時間が描かれているだけなのに、心に暖かいものが流れる。
私にとってあまり得意でもない数学が、とても文学的な顔を持って、美しく見えてくるのだから不思議です。
読んでいくうちに、「私」と一緒になって数字の∞の可能性に驚いてしまう自分がいました。

この本の主な登場人物の名前って、特別書いてなかったような気がするんです。
そう思って読んだわけではないから、どこかにあったかもしれないけど。。
覚えているかぎり、「博士」・「私」=「君」・「√」だけだったような。
これは、すごいと思うのです。
名前って、本の中では結構重要でしょ。名前から感じるイメージもあるし。
現実の社会でも、名前というのは大切だし。。
でも、作中に名前が示されてないのに「博士」「私」「√」だけで、生き生きと3人の姿が目に浮かぶのです。
というか、名前なんていらないって思うほど。

この3人の不思議な関係は、友情を超えた愛情なんですよね。
血のつながりや、関係性など意味を持たず、この3人だから成り立つ方程式というか。

「私」と「博士」とのプラトニックな愛も、せつないですね・・・。
「私」が数学に目覚め、必死で答えを見つけようとするのもある意味、博士の心へと近づきたいという気持ちかもしれないですね。
だって、博士は数学を愛してたから。

そして、小さい頃からカープファンの私は、江夏(話の中では阪神の江夏)が沢山出てきて嬉しかったなあww
子どもの頃に、江夏の21球をTVでタイムリーに見たから、江夏は尊敬してるんですよ。

もっともっと色んなことを考えたんですよ。
だけど、全部書いていると、とてつもなく長くなりそう(笑)
だから、もうおしまいにしよっと。
posted by しおん at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 和書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月13日

No.6 ♯4

4062693585No.6 (#4)
あさの あつこ 影山 徹 北村 崇

講談社 2005-08-23
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NO.6の治安局員に連行された沙布を救うため、紫苑とネズミは「人狩」に乗じて、矯正施設の内部へと潜り込むことになる。彼らを待ち受けるものは、「生」か「死」か?


やっと読みました。
今回は、紫苑とネズミの心の変化がそれぞれ顕著に現れていました。
それぞれがこれまで持っていなかった感情を認識するんです。
それに戸惑うのは、紫苑ではなくネズミ。
もちろん、前作までに心の変化というものはあったんだけど、この♯4では、その辺が強く書かれてました。

紫苑のお母さんの方も、動きだしそうな予感です。
そして、アノ子が○○○なんじゃないかってことも分かったし。
いや、これは言えんよ〜。読んでください(笑)

少しずつ謎が解き明かされているけど、それによって新しい謎が生まれているし。。
まだまだ先は見えないですね〜。
ただ言えるのは、この話はこれからも長く続くだろうってことと、ますます面白くなっていくだろうってことです。

続きが、非常に気になる・・・・ぐぐぐっ。



posted by しおん at 15:59| Comment(0) | TrackBack(0) | YA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月30日

タラ・ダンカン〜若き魔術師たち

4840111111タラ・ダンカン 若き魔術師たち(上)
ソフィー・オドゥワン・マミコニアン 山本 知子

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フランス南西部のひなびた村タゴン。12歳の少女タラは、古い館でおばあちゃんと暮らしている。おあばちゃんには言ってないが、自分に不思議な力がそなわっていることをタラは知っていた。しかし、過去について話そうとしないおばあちゃん。
ある日、タラの力を知った闇の一族サングラーヴはタラを狙いはじめる。ところが、タラはサングラーヴと敵対する魔術師によって別世界へワープさせられてしまう。。


484011112Xタラ・ダンカン 若き魔術師たち(下)
ソフィー・オドゥワン・マミコニアン 山本 知子

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悪魔に呪いをかけられたタラは、治療のためオモワ帝国へ。はたしてタラは完全に治るのだろうか…。オモワ帝国での魔術の発表会。つぎつぎと行方不明になる子どもたち。戦いに疲れたタラは、ついにサングラーヴの要塞に捕まってしまった。タラと六人の仲間たちの命をかけた脱出がはじまった。


11月の読書会の本でした。
何よりもこの本、村田蓮爾さんの表紙の絵にインパクトがあります。
読書会のメンバーの中には、この絵が苦手という人もいましたが、私は好きです。
挿絵がまったくないのが残念ですね〜。

内容的には、自分には物足りなく、これまで読んできた色んなファンタジー・・
「黄金の羅針盤」や「ハリー・ポッター」、「レイチェルシリーズ」などの設定に良く似てるとこがあったりして、今ひとつ乗り切れなかったんですが・・。
10巻完結ということで、もちろん、続けて読んでみようと思ってます。

魔法の世界を描くと、どうしても同じような場面が出てきちゃうんでしょうね。
ファンタジーが乱立する今、独自のファンタジーの世界を描く本を見つけるのは、なかなか大変かもしれないです。

でも、長いファンタジーは苦手、とか思ってる方にはとてもおすすめです。
小学校高学年あたりからも、しっかり楽しめそうですよ。
村田さんの表紙にひきつけられて、魔法の世界に入るお子さんもいるかもしれないし。
メンバーの中に、図書館の司書の方がいるんですが、この「タラ・ダンカン」シリーズは、常に貸し出されているそうです。
子どもたちの評価もいいようです!

シリーズものは、最後まで読んでみないとわからないものです(笑)


■村田蓮爾HP⇒こちら
posted by しおん at 09:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 児童書(洋書) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月08日

いつかパラソルの下で

4048735896いつかパラソルの下で
森 絵都

角川書店 2005-04-26
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自分や兄、妹を縛り付けていた厳格な父の死後、考えもつかなかった父の秘密が露呈されていく。母は精神を病み、父へのわだかまりや不信感を持ちながらも、父が言っていた「暗い血」の意味を求めて、3人の兄弟は父の故郷へ。。


子どもは、親を選べない。
親の保護のもとに育っていく時、親のしつけや教育方針によって随分と偏った子ども時代を過ごす可能性もある。
成人してもなお、その呪縛から逃れられないこともある。
それから1歩先へと向かうことは、現実を知らなきゃいけないんだなあ。

現実を知ったから父親のことを「許す」っていう簡単な結果に、森 絵都さんはしなかった。
ただ「知る」ということだった。
自分もそれなりに悩んで苦労して大人になって、ずるいところやダメなところなんかもわかり始めて、父の人生を知ることで、父親を1人の人間として向き合えるようになったんだなって。

そう。
こういうことに、答えを求めちゃいけないよね。
それは、父親とのことだけでなく、家族や友人や恋人・・・との間の確執も、きっとそんなに単純ではなくて、かといって相手を知ったからといって、劇的に新しい展開に向かうとかでもないし。

日常の時間の中で、ゆっくりと落ち着いていくことなのかも。
ただ、きっかけは必要。自分たちで出来ることはあるはず。



森さんの作品はかなり読んでるけど、この本も好きだったなあ。
感想書いてると、すんごく重たく思えるけど、リズム感のある会話や文章でぐいぐい読ませてくれる。
終わり方も良かったです。

本の装丁も綺麗ですね!
カバーを外すと、また違った海が現れます。
こんな風に丁寧に作ってある本は、やっぱり大切にしたいと思うのです。

posted by しおん at 13:40| Comment(2) | TrackBack(1) | 和書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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